2016年6月27日 夜
夜11時から12時の間、パリのシャンゼリゼ大通りを歩きながら写真を撮った。
ここ2カ月ほど、ほぼ毎日シャンゼリゼで写真を撮っていてわかったことだが、夜11時のシャンゼリゼは、することがなくなって暇を持て余した人がぞろぞろと道に出てくる時間である。Sephora等の夜遅くまで営業している大きな店も、夜11時近くに閉店する。
なぜだろう、することがなくなると、人はマクドナルドで飲み物を買う生き物らしい。マクドナルドのカップを片手に歩く人をこの時間帯はよく見かける。
若者たち。パリの人は信号というものに比較的無頓着な生き物。
ユーロ2016がパリで行われている関係で、シャンゼリゼには各国の国旗を身にまとった人が多くいる。イタリアは今日スペインに勝ったらしい。
夜遅い時間でも、このレストランは盛況。
シャンゼリゼには、シャンゼリゼならではのものは少ない。シャンゼリゼでしか買えないものはほぼないといっても過言ではない。だから人は通りの名前を写真にとる。
シャンゼリゼ在住。
Mauboussinの広告に起用されるモデルはいつだってかわいい。僕は前回の子の方が好みだが、今回の子も悪くない。
遅い時間でも子供を多く見かける。買い物のお付き合いかな。元気そうに走り回っている子もいる一方、お父さんの肩で寝ている子も。彼は風船をもらって上機嫌。
シャンゼリゼの風物詩の一つ、物乞いも、この時間は少ない。今日はこの子一人しか見かけなかった。
この時期のパリの夜は涼やかで過ごしやすい。東京はもう暑くてじめじめしているのだろうか…
めるし。