2016年7月10日 夜11時
ポルトガル、勝ちましたね。
僕はこの日、友達とカフェのテレビで試合を観ていたんだけど、なんと前半が終了した時点でテレビが故障!このままだと後半が観れない、カフェ移動する?的な雰囲気になっていたとき、近くの席に座っていた男性がおもむろにiPadを取り出し、それで試合を観戦しだしたではないか!その席の近くに座っていた10人が、iPadの小さな画面にくぎ付け。iPadの彼はその日の救世主だった…
僕らがいたカフェは、オペラのすぐ近くで、一緒にいた友達が、せっかくだからシャンゼリゼまで歩きたい、と言い出したので、のんびり歩きながらシャンゼリゼまで移動した。この日は日中30度近くまで気温が上がり、夜でも半そで一枚で気持ちいいくらいだった。その道中、シャンゼリゼの入り口付近で見つけた彼。さて、カタカナって、外国人から見たらどのように感じられるのだろう…かっこいいのかな…
旗を持って歩いているのは大体が若者、というのが今までの傾向だったが、今回はさすがに優勝したこともあってか、年配の方も自国の旗を持ち歩いていた。
お決まりの車で疾走パターン。
大人から子供まで。
こちらのカップル、彼はフランス国旗、彼女はポルトガル国旗を持っていた。これはフランス・ポルトガルカップルなのかな。
先ほどのカップルはその後仲睦まじく、ポルトガル国旗を掲げてウィニング・ランをしていた。
なぜかユーロの国旗。ユーロカップだもんね、と思ったが、あ、イギリス…
お決まりのもくもく煙が出るやつ。
それを持って走る人。
日本だと必ず、マナーだ、モラルだ、と炎上するパターンのアレ。こっちではデモ行進のあとなんかも必ずと言っていいほどゴミが散乱してて、それを片付ける清掃員が大変そう。
ポルトガル語かな。きっと、「頑張れ、ポルトガル!」的な意味なんだと思う。
この日のシャンゼリゼは、ポルトガルの国旗半分、フランスの国旗半分という割合な印象。
フランスも、準優勝だからね。
この日のシャンゼリゼは、準決勝でドイツに勝ったときみたいな盛り上がりはなかった。もちろんそれはパリまで観戦に来ているポルトガル人の人数的な理由があるだろうが、僕はもっとフランス人が怒り狂って暴れることを予想していたのだ。今回、そこまで盛り上がらずに全体的に静か(それでも爆竹鳴らしたりしてたけど…)だったのは、これは予想なのだが、フランス人が、全体的にがっかりしていたからだと思う。今回は優勝への期待がすごく大きかったんじゃないかな。ポルトガルにはもちろんクリスティアーノ・ロナウドがいるけど、チームとしてはそんなに強くない、と考えていた人が多かったみたいだし。僕もせっかくパリにいるから、フランスに優勝してほしかったなぁ。
次回に期待しましょ。優勝が目の前でするりと逃げていった開催国のフランスが、きっと参加国の中で一番悔しい思いをしているでしょう。
めるし。